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2025年(令和7年)大相撲五月場所(夏場所)が終わりました。
幕内は東大関大の里(おおのさと)が優勝!
大の里 泰輝 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
場所後の横綱昇進を確実なものとしました。
また、序二段で優勝決定戦が行われました。
こちらの記事では、2025年(令和7年)大相撲五月場所(夏場所)、各段優勝力士と三賞受賞力士についてまとめます。
十二日目を終えた時点での成績優秀力士まとめはこちら

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2025年(令和7年)大相撲五月場所(夏場所)各段優勝力士
まずは2025年(令和7年)大相撲五月場所(夏場所)各段の優勝力士をまとめます。
幕内
優勝:東大関大の里(おおのさと)
幕内は東大関大の里(おおのさと)が十三日目に優勝を決めました。
大の里 泰輝 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
優勝を決めた直後に行われたインタビューでは、大関で2場所連続優勝を遂げたことについて「率直に嬉しい」と答え、横綱昇進については「まだ場所が終わっていないので残り二番に集中します」と言葉を濁した大の里。
千秋楽に行われた優勝力士インタビューでは、場所後の横綱昇進について「水曜日にいい知らせが聞けるよう待ちたいと思う」と素直な気持ちを話してくれました。
横綱昇進が決まれば、水曜日に伝達式が行われるよ
大関として2場所連続の優勝なので横綱昇進は間違いありません。
来場所について「しっかりと準備をして、いい場所を過ごせるようがんばりたい」と話していたので、横綱として、今まで以上に強い相撲を見せてくれることを期待しています。
十両
優勝:西十両筆頭草野(くさの)
十両は十四日目を終えた時点で
12勝2敗:西十両筆頭草野(くさの)
11勝3敗:西十両五枚目若碇(わかいかり)
の2人に優勝の可能性が残されていました。
すでに2人の直接対決は行われているため、千秋楽はそれぞれ別の力士との取組が組まれました。
先に若碇が相撲を取るゆえ時系列で示すと
- 若碇が敗れた時点で草野が優勝
- 若碇が勝ったのち、草野が勝てば草野が優勝
- 若碇が勝ったのち、草野が敗れれば優勝決定戦
という展開に。
結果は若碇が勝ったのち、草野も勝ったので草野の優勝が決まりました。
優勝できたことは率直に嬉しいけれど、前に出る相撲があまり取れなくて反省しているとインタビューで話していた草野。
来場所は幕内昇進が確実です。
どんどん前に出る相撲で2桁勝利と三賞を目指したいと話していたので、ぜひ目指してほしいです。
幕下
優勝:東幕下三枚目大辻(おおつじ)
幕下は東幕下三枚目大辻(おおつじ)が十三日目に優勝を決めました。
大辻 理紀 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
先場所を新十両として迎えたものの跳ね返され、幕下に下がってしまった大辻。
負け越して悔しく、ひと場所で十両復帰できるように稽古し、優勝して十両復帰が濃厚となったことについてはほっとしたとインタビューで話していました。
来場所以降は「自分の相撲を取って幕内を目指してがんばりたい」とのこと。
少しでも早く目標を達成することを期待しています。
三段目
優勝:西三段目十六枚目鳩岡(はとおか)
三段目は西三段目十六枚目鳩岡(はとおか)が十三日目に優勝を決めました。
鳩岡 良祐 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
自身4度目の各段優勝を決めた今場所について「一番に集中することを考えて相撲を取っていた」とインタビューで話していた鳩岡。
来場所以降については「いい加減大銀杏が結える(関取に昇進する)ようにがんばっていきたい」とのこと。
次の関取昇進のチャンスをぜひともつかみ取ってほしいです。
序二段
優勝:東序二段二十一枚目峰刃(みねやいば)
序二段は十三日目を終えた時点で東序二段二十一枚目峰刃(みねやいば)、東序二段六十一枚目天狼星(てんろうせい)の2人が7戦全勝。
千秋楽に、2人による優勝決定戦が行われました。
2人とも錣山部屋所属。同部屋力士の優勝決定戦!
優勝決定戦は、先輩・峰刃が後輩・天狼星を寄り切りで破り、自身初の各段優勝を決めました。
同じ部屋の後輩と優勝決定戦を行ったことを聞かれて「やりづらい気持ちはあったけど、落ち着いて相撲が取れた」とインタビューで話していた峰刃。
怪我の状況についてはだいぶよくなって体重も増えてきているとのこと。
十両を目指してがんばっていきたいと話していたので、見守っていきたいですね。
序ノ口
優勝:東序ノ口七枚目一意(かずま)
序ノ口は東序ノ口七枚目一意(かずま)が十三日目に優勝を決めました。
一意 虎風 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
幕下付出でデビューしたその場所で膝の大怪我があり、復帰場所となった一意。
初めての各段優勝は素直に嬉しいとのこと。
膝の状態は完全ではないものの、相撲が取れるぐらいになってきたので、これからパワーアップしてさらに上を目指せるようにがんばりたいとインタビューで話していました。
幕下に戻ってくる日を心待ちにしています。
2025年(令和7年)大相撲五月場所(夏場所)三賞受賞力士
続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。
殊勲賞
殊勲賞:該当者なし
優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、該当者なしという結果に。
敢闘賞
敢闘賞:東前頭九枚目安青錦(あおにしき)、西前頭十三枚目佐田の海(さだのうみ)
文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、東前頭九枚目安青錦(あおにしき)が2度目、西前頭十三枚目佐田の海(さだのうみ)が3度目の受賞。
安青錦、佐田の海ともに通算受賞数も同じだよ
西前頭十七枚目朝紅龍(あさこうりゅう)が「今日勝てば」という条件つきでしたが、敗れたため受賞ならず。
技能賞
技能賞:西関脇霧島(きりしま)、西小結若隆景(わかたかかげ)
優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、西関脇霧島(きりしま)が4度目、西小結若隆景(わかたかかげ)が6度目の受賞。
霧島は通算6度目、若隆景は7度目の受賞だよ
さいごに
こちらの記事では、2025年(令和7年)大相撲五月場所(夏場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめました。
優勝力士
- 幕内:東大関大の里(おおのさと)
- 十両:西十両筆頭草野(くさの)
- 幕下:東幕下三枚目大辻(おおつじ)
- 三段目:西三段目十六枚目鳩岡(はとおか)
- 序二段:東序二段二十一枚目峰刃(みねやいば)
- 序ノ口:東序ノ口七枚目一意(かずま)
三賞受賞力士
- 殊勲賞:該当者なし
- 敢闘賞:東前頭九枚目安青錦(あおにしき)、西前頭十三枚目佐田の海(さだのうみ)
- 技能賞:西関脇霧島(きりしま)、西小結若隆景(わかたかかげ)
横綱昇進をかける場所となった大の里が強さを見せて初日から14連勝。
先輩横綱の豊昇龍(ほうしょうりゅう)が千秋楽に意地を見せて全勝優勝とはなりませんでしたが、場所後の横綱昇進は確実です。
横綱・大の里の誕生を楽しみに待ちましょう!
個人的には西幕下十四枚目朝乃山(あさのやま)が目の前で負けてしまい、この時点で来場所の十両復帰が叶わなかったことが残念です。
その日に現地観戦していました
しかし来場所、必ず十両復帰を決めてくれると信じて応援し続けます!
力士の皆さん、親方はじめ関係者の皆さん、そしてファンの皆さん、今場所もお疲れさまでした!
2025年(令和7年)大相撲スケジュール、まとめています。
