三月場所(春場所)

幕内は横綱白鵬が44回目の優勝!令和2年大相撲三月場所(春場所)各段優勝力士・三賞受賞力士まとめ

三月場所(春場所)優勝力士
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。

令和2年大相撲三月場所(春場所)が終わりました。

日本相撲協会公式サイト

幕内は千秋楽結びの一番で勝った東横綱白鵬(はくほう)が44回目の優勝!

また、三段目で優勝決定戦が行われました。

こちらの記事では、令和2年大相撲三月場所(春場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をコメントつきでまとめます。

十二日目までの成績優秀力士についてのおさらいはこちらからどうぞ。

春場所成績優秀アイキャッチ
気になる優勝争い。令和2年大相撲三月場所(春場所)十二日目を終えての成績優秀力士まとめ 令和2年大相撲三月場所(春場所)は十二日目を終えて残り3日となりました。 日本相撲協会公式サイト 各段で優...

令和2年大相撲三月場所(春場所)各段優勝者

令和2年大相撲三月場所(春場所)、まずは各段の優勝者についてまとめます。

三段目では優勝決定戦の結果とともにお伝えします。

幕内

優勝:東横綱白鵬(はくほう)

幕内の優勝争いは十四日目を終えた時点で12勝2敗で並んでいた東横綱白鵬(はくほう)と西横綱鶴竜(かくりゅう)の両横綱に絞られました。

千秋楽結びの一番では、白鵬が鶴竜を寄り切りで下して44回目の優勝!

負けた取組が「白鵬らしくなかった」ので鶴竜が有利なのかな?と思っていたのですが、いやいや何のその、決めるところではしっかり決めてきましたね。

十両

優勝:東十両六枚目琴勝峰(ことしょうほう)

十両の優勝争いは十四日目を終えた時点で11勝3敗の東十両六枚目琴勝峰(ことしょうほう)、10勝4敗の東十両三枚目照ノ富士(てるのふじ)、東十両五枚目琴恵光(ことえこう)の3人に絞られました。

千秋楽では最初に相撲を取った3敗の琴勝峰が対戦相手である千代の海を下し、嬉しい初優勝!

今場所の琴勝峰は強い!十両に上がってからどんどん強くなっている印象です。

来場所幕内に上がれるかどうかはわかりませんが、このまま力強い相撲を取り続ければあっという間に三役まで上がりそうな気がしています。

幕下

優勝:東幕下四十九枚目錦富士(にしきふじ)

幕下は東幕下四十九枚目錦富士(にしきふじ)が十三日目に優勝を決めました。

優勝インタビューでは同期の翠富士(みどりふじ)が先に十両に上がり、嬉しい気持ちと悔しい気持ちが混ざっているという正直な思いを明かしてくれた錦富士。

来場所は自己最高位(東幕下三枚目)に近い、もしくは更新する番付に上がることが期待されます。

優勝の勢いそのままに、一気に関取昇進を決めてほしいですね!

三段目

優勝:西三段目三十枚目宇良(うら)

三段目は十三日目を終えた時点で西三段目三十枚目宇良(うら)と東三段目六十四枚目南海力(なんかいりき)の2人が7戦全勝で並んでいました。

木瀬部屋の2人による優勝決定戦は、宇良が南海力を叩き込みで下し、自身2度目の三段目優勝、そして2場所連続の優勝!

優勝インタビューでは同部屋力士の優勝決定戦について話してくれました。

来場所は幕下での相撲となる宇良。

関取復帰へ向けて着々と進んでいて嬉しい限りです。

こんつま

宇良は我が家推し力士筆頭なのです!

序二段

優勝:東序二段四十九枚目出羽ノ龍(でわのりゅう)

序二段は東序二段四十九枚目出羽ノ龍(でわのりゅう)が十三日目に優勝を決めました。

モンゴル出身の出羽ノ龍、優勝インタビューではとても丁寧な日本語で受け応えしていたのが印象的です。

朝青龍、白鵬に憧れて角界入りし、今は部屋の兄弟子御嶽海(みたけうみ)に稽古をつけてもらっているとのこと。

来場所、三段目でも活躍を期待しています。

序ノ口

優勝:西序ノ口二十二枚目篠原(しのはら)

序ノ口は西序ノ口二十二枚目篠原(しのはら)が十三日目に優勝を決めました。

優勝インタビューでは初々しさが残る可愛さ満点な表情だった篠原。

十三日目に序二段力士の石原を圧倒した相撲を見せた人と同一人物であることを疑うレベル(笑)

来場所は序二段での相撲となります。

さらなる活躍を期待しています!

令和2年大相撲三月場所(春場所)三賞受賞力士

続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。

殊勲賞

殊勲賞:西前頭五枚目阿武咲(おうのしょう)

横綱や大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、西前頭五枚目阿武咲(おうのしょう)が初受賞(三賞としては4度目)。

十日目に横綱白鵬を破ったことが評価されました。

怪我で番付を下げた影響で子供の頃からのライバル貴景勝と少し番付で差をつけられたものの、相撲の実力は本物であることを今場所示してくれたような気がします。

来場所は上位総当たりのところまで番付を戻すであろう阿武咲。

三役復帰、さらにはその上の番付を目指して来場所以降もがんばってほしいです!

敢闘賞

敢闘賞:東前頭九枚目隆の勝(たかのしょう)

文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、東前頭九枚目隆の勝(たかのしょう)が嬉しい三賞初受賞。

得意の突き押し相撲で終盤まで場所を盛り上げてくれました!

そして隆の勝といえば笑顔!

インタビューでもとびっきりの笑顔を見せてくれましたよ。

来場所は自己最高位更新間違いなしの隆の勝。

上位総当たりの番付でさらなる活躍を期待しています!

技能賞

技能賞:西前頭十三枚目碧山(あおいやま)

優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、西前頭十三枚目碧山(あおいやま)が初めての受賞(三賞としては4度目)。

重く鋭い突き押しが評価されての受賞となりました。

今場所の碧山はほとんど引く場面がなかったことが印象的でした。

個人的には技能賞ではなく敢闘賞のような気がしてなりません・・・

さいごに

令和2年大相撲三月場所(春場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。

幕内優勝:東横綱白鵬(はくほう)

十両優勝:東十両六枚目琴勝峰(ことしょうほう)

幕下優勝:東幕下四十九枚目錦富士(にしきふじ)

三段目優勝:西三段目三十枚目宇良(うら)

序二段優勝:東序二段四十九枚目出羽ノ龍(でわのりゅう)

序ノ口優勝:西序ノ口二十二枚目篠原(しのはら)

殊勲賞:西前頭五枚目阿武咲(おうのしょう)

敢闘賞:東前頭九枚目隆の勝(たかのしょう)

技能賞:西前頭十三枚目碧山(あおいやま)

史上初の無観客開催となった令和2年大相撲三月場所(春場所)。

最初はどうなることかと思いましたが、無事に終わって何よりです。

力士のみなさん、スタッフのみなさん、本当にお疲れさまでした。

こんつま
こんつまアイコン
子供の頃から大相撲が好きな兼業主婦。2015年から国技館での観戦をスタートさせ、2017年からは地方場所や巡業へも足を運んでいます。 2023年も本場所現地観戦!場所中は大相撲最優先の生活。推し力士がどんどん増えていっています。