九月場所(秋場所)

幕内は西大関貴景勝が逆転優勝!令和5年大相撲九月場所(秋場所)各段優勝力士と三賞受賞力士まとめ

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当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。

令和5年大相撲九月場所(秋場所)が終わりました。

日本相撲協会公式サイト

幕内では優勝決定戦の末西大関貴景勝(たかけいしょう)が4度目の優勝!

貴景勝

また、幕下、序二段でも優勝決定戦が行われました。

こちらの記事では、令和5年大相撲九月場所(秋場所)各段優勝力士と三賞受賞力士についてまとめます。

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令和5年大相撲九月場所(秋場所)各段優勝力士

まずは、各段の優勝力士をまとめます。

幕内

優勝:西大関貴景勝(たかけいしょう)

幕内は十四日目を終えた時点で

11勝3敗:東前頭十五枚目熱海富士(あたみふじ)

10勝4敗:西大関貴景勝(たかけいしょう)、東関脇大栄翔(だいえいしょう)、東前頭七枚目高安(たかやす)、西前頭十一枚目北青鵬(ほくせいほう)

の5人に優勝の可能性が残されていました。

千秋楽は3敗の熱海富士が西前頭二枚目朝乃山(あさのやま)と、貴景勝と大栄翔は直接対決、高安と北青鵬はそれぞれ別の力士との取組が組まれたため

  1. 熱海富士が勝てば熱海富士の優勝
  2. 熱海富士が敗れれば最大4人による優勝決定戦

という状況に。

千秋楽の結果は、最初に相撲を取った熱海富士が敗れ、北青鵬と高安も敗れ、貴景勝と大栄翔の取組は貴景勝が勝ったため、貴景勝と熱海富士による優勝決定戦に。

優勝決定戦は、貴景勝が立ち合い変化からのはたき込みで熱海富士を下し、4度目の幕内優勝を決めました。

立ち合い変化は反則ではないし、「変化は食らうほうが悪い」と言われているのはわかっています。

でも、ここでやってほしくなかったというのがいちファンとしての本音

最後まで盛り上がっただけに、呆気ない幕切れに何とも言えない思いでいます。

十両

優勝:西十両七枚目一山本(いちやまもと)

幕内は十四日目を終えた時点で

12勝2敗:西十両七枚目一山本(いちやまもと)、東十両十四枚目大の里(おおのさと)

の2人に優勝の可能性が残されていました。

2人の直接対決は終わっており千秋楽はそれぞれ別の力士との取組が組まれたため

  1. 2人がともに勝つか敗れれば優勝決定戦
  2. 1人が勝ち1人が敗れれば勝った力士が優勝

という状況に。

千秋楽の結果は一山本が勝ち、大の里が敗れたため一山本の優勝が決まりました。

こんつま

一山本は2度目の十両優勝だよ

2敗目を喫した十四日目を「守りに入って失敗した」と振り返り、今日は前に出るつもりで相撲を取ったとインタビューで話した一山本。

来場所は幕内復帰が確実な一山本。

休場中に大切だと思い知った基礎をしっかり行いながら、自己最高位更新を目指してがんばってほしいです。

幕下

優勝:西幕下三枚目日翔志(ひとし)

幕下は

西幕下三枚目日翔志(ひとし)、西幕下十七枚目北大地(きただいち)、西幕下二十三枚目嘉陽(かよう)、西幕下二十七枚目朝白龍(あさはくりゅう)、西幕下四十七枚目千代嵐(ちよあらし)、東幕下五十枚目大青山(だいせいざん)、西幕下五十三枚目大野城(おおのじょう)

の7人が6勝1敗で並び、千秋楽に優勝決定戦が行われました。

優勝決定戦はトーナメント制。

7人の中でいちばん番付が上である日翔志が決勝戦にあたる取組で嘉陽を押し出しで下し、幕下優勝を決めました。

こんつま

日翔志の各段優勝は4度目だよ

来場所の十両昇進が確定的である日翔志。

インタビューでは怪我で苦しんだ時期のことについて聞かれ、「辛抱してよかった」と話していました。また、十両昇進は感慨深いとも話していました。

来場所もきっぷのいい相撲を取りたいと話していた日翔志、今後の活躍に期待です。

三段目

優勝:西三段目二枚目北はり磨(きたはりま)

三段目は西三段目二枚目北はり磨(きたはりま)が十三日目に優勝を決めました。

北はり磨 聖也 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト

37歳2ヶ月の北はり磨、幕下以下での最年長優勝記録を更新です。

優勝インタビューでは「しっかり当たって前に出る相撲が取れた」「若い力士と相撲を取るにしても自分のやることは同じ」「同学年の力士が幕内で頑張ってるので自分も戻れるように頑張る」と話していた北はり磨。

幕内に戻れるよう、関取復帰が狙える番付となる来場所を足がかりにしてほしいです。

序二段

優勝:東序二段十四枚目安大翔(あんおおしょう)

序二段は

東序二段十四枚目安大翔(あんおおしょう)、西序二段七十六枚目王輝(おうき)

の2人が7戦全勝で並び、千秋楽に優勝決定戦が行われました。

優勝決定戦は、安大翔が王輝を上手出し投げで破り、序二段優勝を決めました。

こんつま

安大翔は先場所に続き2場所連続の各段優勝だよ

2場所連続の優勝を決めて「ほっとした」、決定戦で関取経験者の王輝に勝ったことが「大きな自信になる」とインタビューで話していた安大翔。

来場所三段目上位での相撲となることについて「一番一番左四つを磨いてがんばりたい」と話していました。

来場所の活躍に期待しています!

序ノ口

優勝:東序ノ口十八枚目城間(しろま)

序ノ口は東序ノ口十八枚目城間(しろま)が十三日目に優勝を決めました。

城間 瑠正 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト

五月場所(夏場所)で一度番付に名前が載ったものの、怪我により実際に相撲を取るのは今場所が初めてだった城間。

デビュー場所での優勝に「ほっとした」また、同期同部屋の春山(はるやま)の存在は刺激になっており、三段目で活躍している春山に早く追いつきたいとインタビューで話していました。

一場所でも早く追いつくことを期待しています。

令和5年大相撲九月場所(秋場所)三賞受賞力士

続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。

殊勲賞

殊勲賞:該当者なし

優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、該当者なしという結果に。

条件は(貴景勝を除く)優勝力士という今まで見た記憶がないものとなりました。

こんつま

貴景勝が優勝したので該当者なし

敢闘賞

敢闘賞:東前頭十五枚目熱海富士(あたみふじ)

文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、東前頭十五枚目熱海富士(あたみふじ)が受賞。

こんつま

場所を盛り上げてくれたので文句なし!

優勝決定戦で敗れてしまい殊勲賞とのダブル受賞とはなりませんでしたが、嬉しい初受賞です。

技能賞

技能賞:該当者なし

優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、該当者なしとなりました。

こんつま

技能賞の該当者なしは令和4年七月場所(名古屋場所)以来だよ

さいごに

令和5年大相撲九月場所(秋場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。

各段優勝力士

  • 幕内:西大関貴景勝(たかけいしょう)
  • 十両:西十両七枚目一山本(いちやまもと)
  • 幕下:西幕下三枚目日翔志(ひとし)
  • 三段目:西三段目二枚目北はり磨(きたはりま)
  • 序二段:東序二段十四枚目安大翔(あんおおしょう)
  • 序ノ口:東序ノ口十八枚目城間(しろま)

三賞受賞力士

  • 殊勲賞:該当者なし
  • 敢闘賞:東前頭十五枚目熱海富士(あたみふじ)
  • 技能賞:該当者なし

今場所は3つの階級で優勝決定戦があり、しかも幕下では7人によるトーナメント戦で大いに盛り上がる場所となりました。

今場所優勝した力士が来場所も活躍してくれることを期待しています。

そして来場所は横綱照ノ富士(てるのふじ)北の富士さんの復帰を切に願います!

こんつま

現実的な話をすると、北の富士さんは早くても来年初場所のような気もしなくはない・・・

最後になりますが、今場所も力士の皆さん、裏方の皆さん、関係者の皆さん、そしてファンの皆さん、お疲れさまでした!

年内最後の本場所となる十一月場所(九州場所)もともに大相撲観戦楽しみましょう!

2023年の大相撲スケジュール、まとめています。

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2023年も大相撲に夢中♪2023年(令和5年)大相撲スケジュールまとめ 2023年(令和5年)が始まりました! こんつま 今年も当ブログ「好きです!大相撲」をよろしくお願いいたします ...
こんつま
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子供の頃から大相撲が好きな兼業主婦。2015年から国技館での観戦をスタートさせ、2017年からは地方場所や巡業へも足を運んでいます。 2024年も本場所現地観戦!場所中は大相撲最優先の生活。推し力士がどんどん増えていっています。