三月場所(春場所)

幕内は東関脇若隆景が初優勝!令和4年大相撲三月場所(春場所)各段優勝力士・三賞受賞力士まとめ

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当ブログでは力士名など敬称略で表記しております。ご了承ください。

令和4年大相撲三月場所(春場所)が終わりました。

日本相撲協会公式サイト

3年ぶりに大阪でお客さんを入れて開催された令和4年大相撲三月場所(春場所)、幕内は東関脇若隆景(わかたかかげ)が嬉しい初優勝!

若隆景

また、序二段、序ノ口と2つの階級で優勝決定戦が行われました。

こちらの記事では、令和4年大相撲三月場所(春場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめます。

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令和4年大相撲三月場所(春場所)各段優勝力士

令和4年大相撲三月場所(春場所)、まずは各段の優勝力士についてまとめます。

幕内

優勝:東関脇若隆景(わかたかかげ)

幕内は十四日目を終えた時点で

12勝2敗

  • 東関脇若隆景(わかたかかげ)
  • 東前頭七枚目高安(たかやす)

11勝3敗

  • 西前頭六枚目琴ノ若(ことのわか)

の3人が優勝争いに名を連ねていました。

千秋楽はそれぞれ異なる力士との取組が組まれたため、

  1. 若隆景、高安ともに勝てば2人による優勝決定戦
  2. 若隆景、高安の勝敗が分かれれば勝った力士が優勝
  3. 若隆景、高安ともに敗れ、かつ琴ノ若が勝てば3人による優勝決定巴戦
  4. 3力士とも敗れれば若隆景と高安による優勝決定戦

という状況に。

千秋楽の取組結果は④3力士とも敗れたため、若隆景と高安による優勝決定戦が行われました。

優勝決定戦は若隆景が高安を上手出し投げで下し、嬉しい初優勝!

新関脇の優勝は昭和11年双葉山以来86年ぶりという快挙を達成しました。

優勝インタビューでは涙も笑顔も見せてくれた若隆景。

大関昇進へ向けて一歩踏み出しました!

十両

優勝:東十両十三枚目竜電(りゅうでん)

十両は十四日目を終えた時点で

12勝2敗

  • 東十両十三枚目竜電(りゅうでん)

11勝3敗

  • 東十両六枚目翠富士(みどりふじ)

の2人が優勝争いに名を連ねていました。

直接対決を終えていたため千秋楽はそれぞれ異なる力士との取組が組まれ、

  1. 竜電が勝つ、もしくは翠富士が敗れたら竜電の優勝
  2. 竜電が敗れ、翠富士が勝てば2人による優勝決定戦

という状況に。

先に土俵に上がった竜電が東十両七枚目水戸龍(みとりゅう)を下し、自身初の十両優勝を決めました。

来場所は幕内復帰を伺う番付での相撲となる竜電です。

幕下

優勝:西幕下三十四枚目金峰山(きんぼうざん)

幕下は西幕下三十四枚目金峰山(きんぼうざん)が十三日目に優勝を決めました。

来場所は関取を狙える番付で相撲を取ることが確実な金峰山。

ぜひ一度で決めて七月場所(名古屋場所)は関取として迎えてほしいと思います。

三段目

優勝:三段目付出神崎(かんざき)

三段目は三段目付出で今場所デビューした神崎(かんざき)が十三日目に優勝を決めました。

圧倒的な強さで7戦全勝で場所を終えた神崎。

幕下に上がっても連勝記録を伸ばしそうな気がします。

序二段

優勝:東序二段六十二枚目虎徹(こてつ)

序二段は十三日目を終えた時点で

  • 東序二段十三枚目中島(なかしま)
  • 東序二段六十二枚目虎徹(こてつ)

の2人が7戦全勝。

千秋楽に行われた優勝決定戦では、虎徹が中島を寄り切りで下し、自身初の各段優勝を決めました!

インタビューでは先場所負けた相手である中島にリベンジをしたいという強い思いを語っていた虎徹。

怪我で番付を下げている虎徹、自己最高位(三段目六十枚目)の更新を目指してがんばってほしいです。

序ノ口

優勝:東序ノ口十枚目琴手計(ことてばかり)

序ノ口は十三日目を終えた時点で

  • 東序ノ口十枚目琴手計(ことてばかり)
  • 東序ノ口十三枚目琴挙龍(ことけんりゅう)

の2人が7戦全勝。

同部屋力士による優勝決定戦は、琴手計が琴挙龍を寄り切りで下し、デビュー場所で優勝を決めました。

東前頭十四枚目琴勝峰(ことしょうほう)の弟である琴手計。

インタビューでは前日まで緊張していたこと、兄である琴勝峰から「思いきっていけ」と声をかけてもらったことを話していました。

琴挙龍とともに、来場所序二段の土俵も盛り上げてくれることを期待しています。

令和4年大相撲三月場所(春場所)三賞受賞力士

続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。

殊勲賞

殊勲賞:該当者なし

優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、該当者なしという結果に。

東関脇若隆景(わかたかかげ)が「13勝2敗で優勝した場合」と条件がついていたのですが、正代に負けて12勝3敗となったため受賞ならず。

敢闘賞

敢闘賞:西前頭六枚目琴ノ若(ことのわか)、東前頭七枚目高安(たかやす)

文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、西前頭六枚目琴ノ若(ことのわか)、東前頭七枚目高安(たかやす)の2人が受賞。

琴ノ若は3回目、高安は5回目の敢闘賞受賞です。

最後まで場所を盛り上げてくれた2人が受賞しました!

技能賞

技能賞:東関脇若隆景(わかたかかげ)

優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、東関脇若隆景(わかたかかげ)が3回目の受賞。

得意のおっつけを生かした相撲、今場所も見事でした!

さいごに

令和4年大相撲三月場所(春場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞受賞力士をまとめました。

各段優勝力士

  • 幕内:東関脇若隆景(わかたかかげ)
  • 十両:東十両十三枚目竜電(りゅうでん)
  • 幕下:西幕下三十四枚目金峰山(きんぼうざん)
  • 三段目:三段目付出神崎(かんざき)
  • 序二段:東序二段六十二枚目虎徹(こてつ)
  • 序ノ口:東序ノ口十枚目琴手計(ことてばかり)

三賞受賞力士

  • 殊勲賞:該当者なし
  • 敢闘賞:西前頭六枚目琴ノ若(ことのわか)、東前頭七枚目高安(たかやす)
  • 技能賞:東関脇若隆景(わかたかかげ)

3年ぶりに有観客で、大阪で行われた令和4年大相撲三月場所(春場所)。

横綱照ノ富士(てるのふじ)の休場があった幕内は、千秋楽で優勝決定戦が行われるまで盛り上がりました。

明日から大相撲がないと思うとホント寂しいです・・・

こんつま

親方ちゃんねるを観ながら少しでもロスを回避したい!

最後になりましたが、今場所も力士の皆さん、親方たち、スタッフの方々、そしてファンの皆さま、お疲れさまでした!

2022年の大相撲スケジュール、まとめています。

こんつま
こんつまアイコン
子供の頃から大相撲が好きな兼業主婦。2015年から国技館での観戦をスタートさせ、2017年からは地方場所や巡業へも足を運んでいます。 2023年も本場所現地観戦!場所中は大相撲最優先の生活。推し力士がどんどん増えていっています。