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2025年(令和7年)大相撲一月場所(初場所)が終わりました。
幕内は優勝決定巴戦の末、西大関豊昇龍(ほうしょうりゅう)が2度目の優勝!
豊昇龍 智勝 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
こちらの記事では、2025年(令和7年)大相撲一月場所(初場所)、各段優勝力士と三賞受賞力士についてまとめます。
十二日目を終えた時点での成績優秀力士まとめはこちら

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2025年(令和7年)大相撲一月場所(初場所)各段優勝力士
まずは2025年(令和7年)大相撲一月場所(初場所)各段の優勝力士をまとめます。
幕内
優勝:西大関豊昇龍(ほうしょうりゅう)、西前頭三枚目王鵬(おうほう)、西前頭十四枚目金峰山(きんぼうざん)
幕内は十四日目を終えた時点で
12勝2敗:西前頭十四枚目金峰山(きんぼうざん)
11勝3敗:西大関豊昇龍(ほうしょうりゅう)、西前頭三枚目王鵬(おうほう)
の3人に優勝の可能性が残されていました。
千秋楽は金峰山と王鵬が直接対決、豊昇龍は東大関琴櫻(ことざくら)との取組が組まれたため、
- 金峰山が勝てば金峰山の優勝
- 王鵬が金峰山に勝ち、豊昇龍が勝てば3人による優勝決定巴戦
- 王鵬が金峰山に勝ち、豊昇龍が敗れれば王鵬と金峰山による優勝決定戦
という展開に。
結果は王鵬が金峰山に勝ち、豊昇龍も勝ったため、3人による優勝決定巴戦が行われました。
優勝決定巴戦は最初に土俵に上がった豊昇龍が金峰山、王鵬に連勝し、自身2度目の優勝を決めました!
中盤で3敗目を喫した際には師匠・立浪親方から「楽しくやろう」と声をかけられ、そこから相撲を楽しむことに徹し、優勝決定巴戦では自分の相撲を取ろうと思っていたとインタビューで答えていた豊昇龍。
横綱昇進に向けて協会が動き出したので、場所後の発表が楽しみですね。
十両
優勝:西十両四枚目獅司(しし)
十両は十四日目を終えた時点で
12勝2敗:西十両四枚目獅司(しし)
11勝3敗:東十両三枚目竜電(りゅうでん)、西十両五枚目安青錦(あおにしき)、東十両十四枚目生田目(なばため)
の4人に優勝の可能性が残されていました。
千秋楽は安青錦と生田目が直接対決、獅司と竜電はそれぞれ別の力士との取組が組まれたため、
- 獅司が勝てば獅司の優勝
- 獅司が敗れれば最大3人による優勝決定戦
という展開に。
結果は獅司が勝ち、初めての十両優勝を決めました。
インタビューでは終始親方はじめ周りにいる方やファンの方などへの思いを語っていた獅司。
来場所の返り入幕は間違いありません。
来場所、幕内の土俵で暴れてくれることを期待しています。
幕下
優勝:東四十四枚目夢道鵬(むどうほう)
幕下は東四十四枚目夢道鵬(むどうほう)が十三日目に優勝を決めました。
プレッシャーで緊張してしまうことが多いが、今場所はリラックスして相撲を取れたことが7勝できた要因だとインタビューで話していた夢道鵬。
兄である西前頭三枚目王鵬(おうほう)からもアドバイスをもらったそうです。
十両昇進が第一目標で、来場所は勝ち越して近づけるようにがんばりたいと語っていたので、ぜひ言葉通りがんばってほしいです!
三段目
優勝:東三段目三十二枚目大斧(だいまさかり)
三段目は東三段目三十二枚目大斧(だいまさかり)が十三日目に優勝を決めました。
大斧 亜矢翔 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
優勝を決めた一番は緊張していたけど、自分の相撲だけ取ろうと思って全力でできて良かったとインタビューで話していました。
丸い体を活かした押し相撲を磨いており、引退した貴景勝(現・湊川親方)や西関脇大栄翔(だいえいしょう)のような相撲を取りたいとのこと。
来場所は相手も強くなるので負けないようにがんばりたいとも話していました。
序二段
優勝:西序二段十九枚目矢後(やご)
序二段は西序二段十九枚目矢後(やご)が十三日目に優勝を決めました。
押尾川部屋ホームページ(矢後の力士紹介ページへ移動します)
幕内経験者の矢後、手術を経て4場所ぶりの復帰場所での優勝、素直に嬉しいのとほっとしているとインタビューで話していました。
土俵に上がれない期間は復帰することを目指してやってきた、まだまだがんばります、とも話していたので、ぜひ幕内復帰を目指してがんばってほしいです!
序ノ口
優勝:西序ノ口四枚目大喜翔(だいきしょう)
序ノ口は西序ノ口四枚目大喜翔(だいきしょう)が十三日目に優勝を決めました。
大喜翔 大貴 – 力士プロフィール – 日本相撲協会公式サイト
首の怪我で番付を下げている幕下経験者の大喜翔。
復帰場所となった今場所は緊張していたそうです。
首はまだ万全ではないけれど、前に出る自分の相撲を取れるようにしていきたいとのこと。
来場所も前に出る相撲を多く見せてほしいです。
2025年(令和7年)大相撲一月場所(初場所)三賞受賞力士
続いて、横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめます。
殊勲賞
殊勲賞:該当者なし
優勝した力士や横綱・大関に勝った力士に与えられる殊勲賞は、該当者なしという結果に。
西前頭三枚目王鵬(おうほう)、西前頭十四枚目金峰山(きんぼうざん)の2人に「優勝すれば」という条件がついていたけれど、受賞ならず。
敢闘賞
敢闘賞:西前頭筆頭霧島(きりしま)、西前頭十四枚目金峰山(きんぼうざん)
文字通り敢闘した力士に与えられる敢闘賞は、西前頭筆頭霧島(きりしま)、西前頭十四枚目金峰山(きんぼうざん)の2人がともに2度目の受賞。
霧島、東前頭十枚目玉鷲(たまわし)、西前頭十一枚目尊富士(たけるふじ)、の3人に「今日勝てば」という条件がついていたよ
技能賞
技能賞:西前頭三枚目王鵬(おうほう)
優れた技能を発揮した力士に与えられる技能賞は、西前頭三枚目王鵬(おうほう)が初受賞。
さいごに
こちらの記事では、2025年(令和7年)大相撲一月場所(初場所)、各段の優勝力士と横綱・大関以外の成績優秀な幕内力士に送られる三賞を受賞した力士をまとめました。
優勝力士
- 幕内:西大関豊昇龍(ほうしょうりゅう)
- 十両:西十両四枚目獅司(しし)
- 幕下:東四十四枚目夢道鵬(むどうほう)
- 三段目:東三段目三十二枚目大斧(だいまさかり)
- 序二段:西序二段十九枚目矢後(やご)
- 序ノ口:西序ノ口四枚目大喜翔(だいきしょう)
三賞受賞力士
- 殊勲賞:該当者なし
- 敢闘賞:西前頭筆頭霧島(きりしま)、西前頭十四枚目金峰山(きんぼうざん)
- 技能賞:西前頭三枚目王鵬(おうほう)
第73代横綱照ノ富士(てるのふじ)が引退し寂しさが募る初場所は、幕内で2年2ヶ月ぶりとなる優勝決定巴戦が行われ、十四日目終了時点では追う立場だった西大関豊昇龍(ほうしょうりゅう)が逆転で優勝を決めました。
場所後に横綱昇進なるか、が注目ですね。
最後になりますが、力士のみなさん、裏方のみなさん、関係者のみなさん、そしてファンのみなさん、今場所もお疲れさまでした!
来場所、大阪で行われる三月場所(春場所)が楽しみです!
2024年(令和6年)大相撲スケジュール、まとめています。
